2005年12月23日

プレコン(Pre-Con)審査員をやって

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プレコン(Pre-Con)とは、「プレゼンテーション・コンテスト」のことです。今年で第3回になります。とうきょうEDの関係でお呼びがかかりました。審査なのであまり中身には触れられませんが、全体としての感想などを書きます。

高校生部門を担当したのですが、「情報」の授業が行き渡っているせいか、総じて基本ができているという印象を受けました。技に凝るのではなく、いかに効果的に見せて内容を伝えるかということをわきまえています。中には思わず身を乗り出してしまうもの、感心させられるものなどがあり、楽しく審査できました。審査基準としてテーマの設定やオリジナリティ、資料の集め方なども入っているのは大切なことだと思いますが、何らかの研究をじっくり行った結果として出てきた結論を、このプレコンのためにまとめた場合と、プレゼンのためのプレゼンとでは中身の面白さに格段の違いが出てしまいます。もともとプレゼンとは目的ではなく手段ですから、当然といえば当然ですが、プレゼンのコンテストとしては逆説的ですね。

情報科としての授業も同じですが、情報機器そのものを教える時代はとうの昔に終わり、情報機器を適切・効果的にどう使うかが大切であり、中身がまずあっての「情報」なんですね。そうなると自分は何の教科の教員か良く分からなくなってくるのですが……。

適切なテーマの設定
    ↓
  資料収集
    ↓
適切な機器や効果的な見せ方の工夫
    ↓
   発表

という流れがあると思います(「情報」で行う問題解決そのものですね)。

その時、テーマ設定のときは社会科や家庭科や保健であったり、表現力として国語であったり美術であったり、論理的な思考として数学であったり、そして発表する時は心理学であったりします。この各段階に情報が絡みます。しかし、あくまでも補佐・補助であり、「情報」が前面に出ては良いものにならない訳ですね。しかし生徒達に常にそれを自覚させながら行うことが情報としての役割だと思います。

そして、他教科の先生方から、いえ自教科の教員ですら、良く分からない科目であり続けるのかも知れません。
posted by n_shimizu at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記