本日,都立高校一斉に入学選抜の一次試験がありました。
無事終了しました。受験生の皆さんお疲れ様でした。
内部ではまだ色々な処理があります。もう一踏ん張りです。
2006年02月23日
2006年02月21日
g4u - フリーのNorton Ghost?
うちの情報科M先生が,今日見つけてくれたもので「g4u」というもの。
そろそろLL教室用にPCを40台+α同じ設定にしなければなりません。いわゆるディスククローンソフトが必要です。予算で「Norton Ghost」を頼んであるのですが,当然来年の予算なのでまだありません。フリーの物はないかなぁと言っていたら探してくれました。
英語のページを丹念に読めば分かりますが,「Ghost for UNIX」の略から来ているとのことで,Norton Ghost を意識していることは間違いありません。
起動用のディスクイメージを上記サイトからダウンロードして作ります。FD版は2枚,CD-R版は1枚,中身は全く同じで NetBSD を元にしているようです。
やはりM先生が探してくれた,このツールを紹介しているブログの記事が参考になりそうです。
http://ameblo.jp/mhz666/archive-200509.html
http://golorih.exblog.jp/709052/
読んでいると単純なコマンドベース(CUI)のようです。しかもかなり準備が必要です。
1.サーバの用意(DHCP,FTP)
2.FTP のユーザとして「install」を用意(決め打ちです)。
3.FD版かCD-R版をダウンロードして作る。
4.Microsoft製「cipher.exe」なるソフトで HDD の未使用領域を本当にデータ抹消する。これをやらないとディスクのゴミをそのまま認識してファイルサイズが大きくなってしまうそうです。
5.起動(CD-R版が失敗したらFD版)
6.
uploaddisk user@IPアドレス ss3410.img wd0
(ss3410.img の部分はバックアップのファイル名なのでなんでも良いみたいです)とかなんとかいうコマンドを打つ。
ここでIPアドレスはFTPサーバのアドレス。wd0 は BSD特有の HDD の表現方法で,たしか「IDE接続の最初のハードディスク」という意味だったと思います。「wd0i」というのはWindows でいえばその中の「Cドライブ」のような意味です。なぜ「i」から始まるのかは不明。
7.新たなマシンで
slurpdisk user@IP アドレス ss3410.img wd0
とかいうコマンドを打つ。リストアされる(ここではコピー)。
そんな手順ですね。
本校のネットワークでいうなら,
・現学籍用LANを使用するのであれば DHCP を止めているので一時的に enable にする。
・FTPサーバソフトの何かを起動させる(Windows 2000 server に入っている?)
・起動ディスクで起動できるかどうか。
・バックアップやリストアの時間がどれだけかかるか。かなりかかるようです。
ということだとおもいます。もしかしたら使えます。
FTPということはサーバの能力にも依りますが,同時に何台もリストア(コピー)できるということですね。最初のバックアップがメンドウですが,結構イケるかも知れません。
ちょっと他力本願ですがM先生に試してもらおうかと思っています……。
そろそろLL教室用にPCを40台+α同じ設定にしなければなりません。いわゆるディスククローンソフトが必要です。予算で「Norton Ghost」を頼んであるのですが,当然来年の予算なのでまだありません。フリーの物はないかなぁと言っていたら探してくれました。
英語のページを丹念に読めば分かりますが,「Ghost for UNIX」の略から来ているとのことで,Norton Ghost を意識していることは間違いありません。
起動用のディスクイメージを上記サイトからダウンロードして作ります。FD版は2枚,CD-R版は1枚,中身は全く同じで NetBSD を元にしているようです。
やはりM先生が探してくれた,このツールを紹介しているブログの記事が参考になりそうです。
http://ameblo.jp/mhz666/archive-200509.html
http://golorih.exblog.jp/709052/
読んでいると単純なコマンドベース(CUI)のようです。しかもかなり準備が必要です。
1.サーバの用意(DHCP,FTP)
2.FTP のユーザとして「install」を用意(決め打ちです)。
3.FD版かCD-R版をダウンロードして作る。
4.Microsoft製「cipher.exe」なるソフトで HDD の未使用領域を本当にデータ抹消する。これをやらないとディスクのゴミをそのまま認識してファイルサイズが大きくなってしまうそうです。
5.起動(CD-R版が失敗したらFD版)
6.
uploaddisk user@IPアドレス ss3410.img wd0
(ss3410.img の部分はバックアップのファイル名なのでなんでも良いみたいです)とかなんとかいうコマンドを打つ。
ここでIPアドレスはFTPサーバのアドレス。wd0 は BSD特有の HDD の表現方法で,たしか「IDE接続の最初のハードディスク」という意味だったと思います。「wd0i」というのはWindows でいえばその中の「Cドライブ」のような意味です。なぜ「i」から始まるのかは不明。
7.新たなマシンで
slurpdisk user@IP アドレス ss3410.img wd0
とかいうコマンドを打つ。リストアされる(ここではコピー)。
そんな手順ですね。
本校のネットワークでいうなら,
・現学籍用LANを使用するのであれば DHCP を止めているので一時的に enable にする。
・FTPサーバソフトの何かを起動させる(Windows 2000 server に入っている?)
・起動ディスクで起動できるかどうか。
・バックアップやリストアの時間がどれだけかかるか。かなりかかるようです。
ということだとおもいます。もしかしたら使えます。
FTPということはサーバの能力にも依りますが,同時に何台もリストア(コピー)できるということですね。最初のバックアップがメンドウですが,結構イケるかも知れません。
ちょっと他力本願ですがM先生に試してもらおうかと思っています……。
2006年02月20日
できないこととできること
ある仕事をしなければならないからこんなに夜遅くまで起きているのですが,なかなか手に着かず記事を書いています。
さて,表題の件は何かというと,あるブログの記事
「Excelのバグ(2)」
のコメント欄に書かれていた内容のことです。このブログのオーナーの田中さんは Excel の達人で本も何冊も出している方です。僕も持っています。
そのコメントの中で田中さんはこうおっしゃっています。
ここまで言えるということはかなり習熟しているということで,すごいなぁと思います。
さて,情報科の教員としてはアプリケーションに習熟しなければならないということが言いたいのではありません。
かなり技巧を駆使すればできることであっても,実は紙と鉛筆の方が良い場合もたくさんあり,この記事を読んでいた時に「情報機器の限界」とか,「情報機器を使わない場面」ということも大切にしていきたいなと感じたのです。
効果的なプレゼンテーションとして,寸劇を入れたって良いわけです。要はいかに分かりやすくインパクトがあり相手の心に残るかということですから。もし生徒が突飛なことを行ったとき,評価の観点として定めるものは満たしていないといけないと思うのですが,そういった部分を評価していける自分になりたいし,また生徒にそのような工夫を考えていけるようになってもらいたいと思います。
さて,表題の件は何かというと,あるブログの記事
「Excelのバグ(2)」
のコメント欄に書かれていた内容のことです。このブログのオーナーの田中さんは Excel の達人で本も何冊も出している方です。僕も持っています。
ここが知りたかった!Excel VBA 500の技
posted with 簡単リンクくん at 2006. 2.20
Windowsプログラミング愛好会著
技術評論社 (2005.7)
通常2-3日以内に発送します。
技術評論社 (2005.7)
通常2-3日以内に発送します。
そのコメントの中で田中さんはこうおっしゃっています。
昔NIFTYのExcel掲示板で数千件の質問に答えてきましたが、喜ばれた回答のひとつは「できません」というものでした。「どうすればできるか」と悩むのはまだ幸せな方で、初心者の中には「そもそも、できるのか?」と悩む人が多いです。そして、そういう疑問ほど解決が難しいです。マニュアル本やパソコン誌に「こうするとできる」という話はたくさん載っていますけど、「これはできない」という情報はほとんどありませんからね。バグかどうかの判断も同じですね。
ここまで言えるということはかなり習熟しているということで,すごいなぁと思います。
さて,情報科の教員としてはアプリケーションに習熟しなければならないということが言いたいのではありません。
かなり技巧を駆使すればできることであっても,実は紙と鉛筆の方が良い場合もたくさんあり,この記事を読んでいた時に「情報機器の限界」とか,「情報機器を使わない場面」ということも大切にしていきたいなと感じたのです。
効果的なプレゼンテーションとして,寸劇を入れたって良いわけです。要はいかに分かりやすくインパクトがあり相手の心に残るかということですから。もし生徒が突飛なことを行ったとき,評価の観点として定めるものは満たしていないといけないと思うのですが,そういった部分を評価していける自分になりたいし,また生徒にそのような工夫を考えていけるようになってもらいたいと思います。
2006年02月19日
2006年02月17日
学籍システム
6年間使ってきた現在の学籍システムは役割を終えて,新しく「学籍学校管理システム」に移行することが決まっています。
今日はその第2回目の研修をしました。業者が学校まで来校して教えてくれます。前回3時間。今回は3時間半。長丁場ですがまだちゃんと使える自信がありません。
現在のシンプルで使いにくいものから,大幅に機能アップします。利用者にはわかりやすいインターフェースになっていると思います。しかし,管理者側のやることは膨大に増えます。そして現在曲がりなりにも使っている立場としては気になるところが多数あり,質問もたくさんしました。一番の問題は現在のデータの移行です。現在とはシステムが違うので単純な置き換えというわけにはいきません。
たとえば授業の考え方一つにしてもそうです。現在のシステムは「教科コード」の元に「科目コード」があり,「講座コード」のあとに「グループ」という概念があります。たとえば,
教科「国語科」,科目「国語総合」,講座「国語総合漢文」
というものがあり,それを1年A組とB組の半分ずつで一つのグループ。1年C組とD組の半々で一つのグループ……となっています。このとき国語総合漢文に相当するコードは1つだけで,生徒や担当教員の登録はそのどのグループの授業になるのかを割り当てます。
新システムではこの「グループ」の概念がありません。
「国語総合漢文AB」「国語総合漢文CD」という「講座」としてのコードを当てはめます。つまり現在のデータから新しいシステムに移すには,2つのコードから一意に定まる一つのコードへと換える必要があります。それが計算上求まる適当な値でもいいのならまだ簡単ですが,これから扱うにあたって後々苦労することがないように規則性のあるわかりやすい値に変えなければなりません。これはもう一対一の対応表を作ってマクロか何かで置き換えるしかないかなと思います。作業は業者がやってくれるのですが,対応表はこちらが用意しなければならないでしょう。
我々の仕事内容が変わるわけではありませんが,それをどのようにデータ化しているかということで扱いが大きく違っているわけです。
一つのことを取り出しただけでもこんな調子です。現在あって新しいシステムにはないもの,またはその逆。そういったことをあらゆるデータに対して考えて決めていかなければなりません。
また必要なデータをすべて現システムから取り出して,新システムにきちんと移さなければならないこと。3月末までは現システムを使用して,成績データや要録データなどを入力しつつ,新システムは4月から稼働させること(すぐには無理ですね)。限られた入力端末をいかに使い良くするかの環境整備等々,考えなければならないことが盛りだくさんです。それを時間割を考える春休み中に同時に考えなければなりません(できるところは今のうちにやっておくにせよ)。
今現在は入試が無事終わることがもっとも大切なので,まずはそれに全力で取り組んでからにします。
今日はマラソン大会。雨が上がって良かったです。無事終了したらしいです。
今日はその第2回目の研修をしました。業者が学校まで来校して教えてくれます。前回3時間。今回は3時間半。長丁場ですがまだちゃんと使える自信がありません。
現在のシンプルで使いにくいものから,大幅に機能アップします。利用者にはわかりやすいインターフェースになっていると思います。しかし,管理者側のやることは膨大に増えます。そして現在曲がりなりにも使っている立場としては気になるところが多数あり,質問もたくさんしました。一番の問題は現在のデータの移行です。現在とはシステムが違うので単純な置き換えというわけにはいきません。
たとえば授業の考え方一つにしてもそうです。現在のシステムは「教科コード」の元に「科目コード」があり,「講座コード」のあとに「グループ」という概念があります。たとえば,
教科「国語科」,科目「国語総合」,講座「国語総合漢文」
というものがあり,それを1年A組とB組の半分ずつで一つのグループ。1年C組とD組の半々で一つのグループ……となっています。このとき国語総合漢文に相当するコードは1つだけで,生徒や担当教員の登録はそのどのグループの授業になるのかを割り当てます。
新システムではこの「グループ」の概念がありません。
「国語総合漢文AB」「国語総合漢文CD」という「講座」としてのコードを当てはめます。つまり現在のデータから新しいシステムに移すには,2つのコードから一意に定まる一つのコードへと換える必要があります。それが計算上求まる適当な値でもいいのならまだ簡単ですが,これから扱うにあたって後々苦労することがないように規則性のあるわかりやすい値に変えなければなりません。これはもう一対一の対応表を作ってマクロか何かで置き換えるしかないかなと思います。作業は業者がやってくれるのですが,対応表はこちらが用意しなければならないでしょう。
我々の仕事内容が変わるわけではありませんが,それをどのようにデータ化しているかということで扱いが大きく違っているわけです。
一つのことを取り出しただけでもこんな調子です。現在あって新しいシステムにはないもの,またはその逆。そういったことをあらゆるデータに対して考えて決めていかなければなりません。
また必要なデータをすべて現システムから取り出して,新システムにきちんと移さなければならないこと。3月末までは現システムを使用して,成績データや要録データなどを入力しつつ,新システムは4月から稼働させること(すぐには無理ですね)。限られた入力端末をいかに使い良くするかの環境整備等々,考えなければならないことが盛りだくさんです。それを時間割を考える春休み中に同時に考えなければなりません(できるところは今のうちにやっておくにせよ)。
今現在は入試が無事終わることがもっとも大切なので,まずはそれに全力で取り組んでからにします。
今日はマラソン大会。雨が上がって良かったです。無事終了したらしいです。
Acronis True Image 9.0
今日,といってももう昨日ですが,Impress Direct からのメールで「メール読者限定特別価格,本日最後!」の文字にふらふらとダウンロード販売を購入してしまいました。アップデート版が3000円。安いです。
Acronis True Image 9.0
(インプレスのサイトはこちら)
HDDを丸ごとバックアップするソフトです。類似製品も色々あると思いますが,このソフトは起動ディスクとしてFDだけでなく,CD-R/RWも選べます。このCD-R/RWの起動ディスクというのは中身が Linux なんですね。ですから「Windowsライクな」GUI画面で操作ができ,samba を使ってLAN上のバックアップファイルにアクセスもできます。どん欲に色々なドライバを入れてあるようで,外付け USB-HDD や USB-DVD-RAM などまで認識してくれます。
ということでリストア時のメディアの幅がかなり広いというのが一番の特徴だと思います。もちろん「増分」「差分」バックアップにも対応(「差分」は9.0から)。
なかなかお勧めです。
Acronis True Image 9.0
(インプレスのサイトはこちら)
HDDを丸ごとバックアップするソフトです。類似製品も色々あると思いますが,このソフトは起動ディスクとしてFDだけでなく,CD-R/RWも選べます。このCD-R/RWの起動ディスクというのは中身が Linux なんですね。ですから「Windowsライクな」GUI画面で操作ができ,samba を使ってLAN上のバックアップファイルにアクセスもできます。どん欲に色々なドライバを入れてあるようで,外付け USB-HDD や USB-DVD-RAM などまで認識してくれます。
ということでリストア時のメディアの幅がかなり広いというのが一番の特徴だと思います。もちろん「増分」「差分」バックアップにも対応(「差分」は9.0から)。
なかなかお勧めです。
2006年02月16日
北千住
仲間のブログとその同僚の方(?)のブログで北千住が紹介されていました。
実は,n_shimizu は生まれも育ちも北千住なのです。現在の墨田川高校から早ければ10分で着いてしまう場所ですが,今住んでいるのは大田区なので,1時間ほど掛けて通勤しています。
大橋眼科の映像は懐かしいですね。駅前通り(きたろーど1010……千住と「1010(せんじゅう)」を掛けた名前なんですが)にあります。
飴屋さんは多分旧日光街道から少し日光街道の方へ下ったところにあるスポーツ用品店の隣ではないでしょうか。
槍掛け最中や芋ようかん,絵馬屋など古い店がたくさんあります。
でももう離れてから13年も経つので(実家はまだありますが),町並みも大分変わってしまいました。珈琲物語はわかりません(笑)。
P.S.明日はうちのマラソン大会ですが,合唱祭に続き居残り組です……。
実は,n_shimizu は生まれも育ちも北千住なのです。現在の墨田川高校から早ければ10分で着いてしまう場所ですが,今住んでいるのは大田区なので,1時間ほど掛けて通勤しています。
大橋眼科の映像は懐かしいですね。駅前通り(きたろーど1010……千住と「1010(せんじゅう)」を掛けた名前なんですが)にあります。
飴屋さんは多分旧日光街道から少し日光街道の方へ下ったところにあるスポーツ用品店の隣ではないでしょうか。
槍掛け最中や芋ようかん,絵馬屋など古い店がたくさんあります。
でももう離れてから13年も経つので(実家はまだありますが),町並みも大分変わってしまいました。珈琲物語はわかりません(笑)。
P.S.明日はうちのマラソン大会ですが,合唱祭に続き居残り組です……。
LL教室改造計画(その3)
IT支援
先日(2/13(月))南多摩高校に出張に行きました。
本校は「IT教育普及支援校」に指定されております。役割は色々とあるのですが,中心になっているのは他の都立高校にIT教育を普及させるべく研修等の支援に行くことです。
先生方の中にはIT機器はどうも……という方も中にはいらっしゃるので,導入部分の研修を行って,授業等に役立てていただくのです。
研修で紹介したのは,
1.ウィキペディア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/
2.青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/
3.Google
http://www.google.co.jp/
Google Map
http://maps.google.co.jp/
Google Earth
http://earth.google.com/
4.Excite
テキスト翻訳
http://www.excite.co.jp/world/english/
ウェブページ翻訳
http://www.excite.co.jp/world/english/web/
一応,国語・社会・英語をイメージして役に立つと思われるベーシックなサイトを紹介しました。「http〜」を手入力で入れたことがない方もいらっしゃいましたので,一応はやって良かったのかなと自負しています。
ただ,一通りの研修が終わった後,個人個人の相談になると,PowerPoint の使い方や,データベースソフトウェアの使い方などさまざま。結局6時過ぎまでやっていましたが,なかなか限られた時間では対応しきれませんでした。
また,パソコン室の環境整備ということで機材を見せていただきながら情報科の先生とお話しをしました(写真がそうです)。今年1年間の授業の中で問題点を洗い出しながら,本年度中に直せる部分は直し,来年の予算等にも反映されていて問題はないと思いました。担当の先生のご苦労が報われていると思いました。
講師として出張に行ったのですが,こうして色々な学校を見ることができて,自分自身の勉強になっていると思います。
P.S.ここのディスプレイはスイッチで机の中に沈んでいくようにできています。上の棚のようになっている板は,机の穴にピッタリとはまり平らな机に変身します。
2006年02月08日
新PC室のソフトウェア
最近ぼんやりと常に頭から離れないのは,新PC室(LL教室)に入れるソフトウェア,及び設定についてです。今回はソフトウェアについて。
とにかく必要な機能を予算に頼らずに構築する必要があります。
使用するPCには Word も Excel も PowerPoint も Access も,そして一太郎すら入っております。オフィス系では申し分ありません。またVBAなどを行うにも不自由しないでしょう。
近年,インターネットによる情報収集において「Adobe Reader」は必要不可欠でしょう。PDF ファイルを作成するには「Primo PDF」が使えます。
ホームページ作成ソフトについては「Netscape 7.1」に含まれる composer を使うことができるでしょう。
プログラミングを本格的に行う場合,以前紹介した「Visual Basic 2005 Express Edition」がライセンス次第では使えるかも知れません。
後はグラフィック描画のソフトウェアでしょうか。ペイントでも結構描けるものですが。写真(jpeg)を扱うソフトウェアも欲しいところです。たくさんあるので,何がもっとも良いかを検討していけばいいと思います。
そう考えるとアプリケーションは結構いけます。
今悩んでいるのはフォントです。例えばポスターを作ろうとするとします。表現力のあるポスターを作るためにはやはり「MSゴシック」や「MS明朝」ではだめです。しかし,フリーのフォントは大抵英字26文字×2か,せいぜいひらがな・カタカナ止まりで漢字すべてを網羅しているというのは聞いたことがありません。どなたか情報をご存じな方,教えていただけるとありがたいです。
【追記】今書いたばかりですが検索をすると結構出てきますね。こんなのとか,こんなのとか。学校で使うのは「商利用」にあたるのかどうか,ライセンスをよく確かめる必要がありますが,かなり使えそうです。
とにかく必要な機能を予算に頼らずに構築する必要があります。
使用するPCには Word も Excel も PowerPoint も Access も,そして一太郎すら入っております。オフィス系では申し分ありません。またVBAなどを行うにも不自由しないでしょう。
近年,インターネットによる情報収集において「Adobe Reader」は必要不可欠でしょう。PDF ファイルを作成するには「Primo PDF」が使えます。
ホームページ作成ソフトについては「Netscape 7.1」に含まれる composer を使うことができるでしょう。
プログラミングを本格的に行う場合,以前紹介した「Visual Basic 2005 Express Edition」がライセンス次第では使えるかも知れません。
後はグラフィック描画のソフトウェアでしょうか。ペイントでも結構描けるものですが。写真(jpeg)を扱うソフトウェアも欲しいところです。たくさんあるので,何がもっとも良いかを検討していけばいいと思います。
そう考えるとアプリケーションは結構いけます。
今悩んでいるのはフォントです。例えばポスターを作ろうとするとします。表現力のあるポスターを作るためにはやはり「MSゴシック」や「MS明朝」ではだめです。しかし,フリーのフォントは大抵英字26文字×2か,せいぜいひらがな・カタカナ止まりで漢字すべてを網羅しているというのは聞いたことがありません。どなたか情報をご存じな方,教えていただけるとありがたいです。
【追記】今書いたばかりですが検索をすると結構出てきますね。こんなのとか,こんなのとか。学校で使うのは「商利用」にあたるのかどうか,ライセンスをよく確かめる必要がありますが,かなり使えそうです。
入選作業
今日は一日合唱祭。墨田川高校の三大行事(今名付けました),体育祭,七高祭,そしてこの合唱祭です。年明けから校内中から歌声が響き盛り上がりの様が見て取れます。本来は一年目なのでぜひ見てみたかったのですが,教務のお仕事があり学校残留組でした。
一次試験が昨日締め切りとなり,今日は入力作業。および書類の整理。予想以上に早く終えられたとはいえ,それだけで一日が終わってしまいました。これからは何重にもわたるチェックの嵐です。絶対にミスは許されないことなので慎重の上にも慎重を期します。
みんな元気よく歌えたのでしょうか……。
一次試験が昨日締め切りとなり,今日は入力作業。および書類の整理。予想以上に早く終えられたとはいえ,それだけで一日が終わってしまいました。これからは何重にもわたるチェックの嵐です。絶対にミスは許されないことなので慎重の上にも慎重を期します。
みんな元気よく歌えたのでしょうか……。
今日もLL教室
今日も空いた時間を利用して(昼休み)LL教室を見に行きました。といっても,昨日在庫のケーブルは使い果たしてしまいましたので,ネットワーク工事ではありません。生徒への教材提示,つまり教員のPCの映像をどう見せるかということを検討するためでした。
ビデオや書画カメラの映像などを見せるためにLL教室にはプロジェクタが設置されており,そこからPCの画面が表示できればいいのではないかと思っていたのです。しかも最近気がついたのですが,教員席の卓上にPCのディスプレイ端子を接続するコネクタがあったのです。それが使えれば何の問題もありません。
ノートパソコンとディスプレイケーブルを持ってLL教室に行きました。
プロジェクタの電源を入れて繋いでみるとあっけなく表示されました。しかもすべての生徒机にある中間モニターにもくっきりとXVGAの画像が表示されました。よく見てみると生徒机のモニターはPC用のCRTディスプレイだったのです。
実はプロジェクタの方は若干暗く,画面も思ったより小さかったので映ったはいいのですが,ちょっとこれだけだと心許ないものでしたが,中間モニターが映れば何の問題もありません。
また一つ課題をクリアした思いです。
(今日も写真を撮ったのですが相方のM先生からデータをいただかなかったので明日にでもアップします。ちなみに昨日の写真もM先生撮影です)
しかし,ネットワークの方はといえば予算で普通に請求すると4月以降,しかもかなり遅くなってからの物品到着になることが予想されます。そうなると授業はすでに始まっている訳ですから,ネットワークがない状態で授業を始めなければなりません。最初のうちはネットワークを使わなくても授業が成り立つのですが,なんとかLANケーブルだけでも,今年度の補正予算等で組んでいただくなりして今年度中に,というか今月中に,もっと言えば今すぐにでも手配をしていただきたいものです。
今日やったもう一つは,現在のPC教室との連携を模索している中でのことです。具体的にはL3スイッチによるルーティング(またはブリッジ)です。現PC教室はLANだけでなくインターネットも独立していて(別回線)フィルタリングのサーバも置いてあります。この部屋のLANとLL教室を直接,またはL3スイッチ経由で接続することができればインターネットのフィルタリングサーバを共有することはもちろんのこと,ファイルサーバも共有できます。また生徒や教員が同一アカウントでどちらの部屋からも利用できるようになります。これは東村山高校を見学させていただいたときに勉強させてもらいました。
校内の大がかりな工事は当然業者にやってもらうとして,設定はこちらでやらなければなりません。本校にあるL3スイッチは現在RS−232経由以外接続できないようになっていました。そこでRS−232ケーブルを調達して,ああでもないこうでもないといじってみました。いじったというより設定を読んで理解した,というレベルです。
毎回設定を見るときはL3スイッチのところまでノートパソコンを持って行って,RS−232経由で操作するのは大変なので,telnet 経由でできないかと思い色々調べたのですが,結局わかりませんでした。
L3スイッチに設定してあるIPアドレスは telnet 接続はおろか ping まで帰ってこないことは確かめてあります。最初に調べたのは telnetサーバが使えるようになっていないのではないかと思ったのですが,意外にも enable になっていました。次にファイアウォールやフィルタリングがかかっているのかと思ったのですが,調べてみるとそうではありません。何が原因で telnet 接続できないのか色々調べてみましたが今日のところは解決するに至りませんでした。また入試業務の合間を縫って調べてみたいと思います。
ビデオや書画カメラの映像などを見せるためにLL教室にはプロジェクタが設置されており,そこからPCの画面が表示できればいいのではないかと思っていたのです。しかも最近気がついたのですが,教員席の卓上にPCのディスプレイ端子を接続するコネクタがあったのです。それが使えれば何の問題もありません。
ノートパソコンとディスプレイケーブルを持ってLL教室に行きました。
プロジェクタの電源を入れて繋いでみるとあっけなく表示されました。しかもすべての生徒机にある中間モニターにもくっきりとXVGAの画像が表示されました。よく見てみると生徒机のモニターはPC用のCRTディスプレイだったのです。
実はプロジェクタの方は若干暗く,画面も思ったより小さかったので映ったはいいのですが,ちょっとこれだけだと心許ないものでしたが,中間モニターが映れば何の問題もありません。
また一つ課題をクリアした思いです。
(今日も写真を撮ったのですが相方のM先生からデータをいただかなかったので明日にでもアップします。ちなみに昨日の写真もM先生撮影です)
しかし,ネットワークの方はといえば予算で普通に請求すると4月以降,しかもかなり遅くなってからの物品到着になることが予想されます。そうなると授業はすでに始まっている訳ですから,ネットワークがない状態で授業を始めなければなりません。最初のうちはネットワークを使わなくても授業が成り立つのですが,なんとかLANケーブルだけでも,今年度の補正予算等で組んでいただくなりして今年度中に,というか今月中に,もっと言えば今すぐにでも手配をしていただきたいものです。
今日やったもう一つは,現在のPC教室との連携を模索している中でのことです。具体的にはL3スイッチによるルーティング(またはブリッジ)です。現PC教室はLANだけでなくインターネットも独立していて(別回線)フィルタリングのサーバも置いてあります。この部屋のLANとLL教室を直接,またはL3スイッチ経由で接続することができればインターネットのフィルタリングサーバを共有することはもちろんのこと,ファイルサーバも共有できます。また生徒や教員が同一アカウントでどちらの部屋からも利用できるようになります。これは東村山高校を見学させていただいたときに勉強させてもらいました。
校内の大がかりな工事は当然業者にやってもらうとして,設定はこちらでやらなければなりません。本校にあるL3スイッチは現在RS−232経由以外接続できないようになっていました。そこでRS−232ケーブルを調達して,ああでもないこうでもないといじってみました。いじったというより設定を読んで理解した,というレベルです。
毎回設定を見るときはL3スイッチのところまでノートパソコンを持って行って,RS−232経由で操作するのは大変なので,telnet 経由でできないかと思い色々調べたのですが,結局わかりませんでした。
L3スイッチに設定してあるIPアドレスは telnet 接続はおろか ping まで帰ってこないことは確かめてあります。最初に調べたのは telnetサーバが使えるようになっていないのではないかと思ったのですが,意外にも enable になっていました。次にファイアウォールやフィルタリングがかかっているのかと思ったのですが,調べてみるとそうではありません。何が原因で telnet 接続できないのか色々調べてみましたが今日のところは解決するに至りませんでした。また入試業務の合間を縫って調べてみたいと思います。
2006年02月07日
墨高ネットデイ

夕方よりネットデイを行いました。写真は通路部分で必要な分だけ延ばして長さを調節しているところ。
来年より1,3年次生同時に「情報」があるので,現在のパソコン室とは別に実習をする部屋の準備をしなければなりません。そこでLL教室にネットワークを用意して,パソコン室としても使えるようにすることになりました。

相方の情報の教員と一緒に,取りあえず現在ある在庫のLANケーブルを使っていくつかの机に「仮」のLANを引いてみました。
後ろの席から始めたので大量のケーブルが必要となり,用意した200mのケーブル(たぶん185mほど残っていたはず)は10席分で使い切ってしまいました。来年度予算では同じ200mを2つしか注文していないのでもしかしたら足らないかも知れません……。
このエレコムのLANケーブルは(他のメーカーもそうかも知れませんが),ケーブルに残り何mか刻印されているので,今のケーブルが何mかとか残量などが一目瞭然で便利ですね。
すべての作業を終えて学校を出たのは20時頃になっていました。
一次試験願書受付開始
本日一次試験の願書受付日初日でした。推薦入試の時,残念な結果だった受験生が再チャレンジしてくれていました。頑張ってください!
2006年02月05日
ライセンス問題と担当者問題
学校でITに関わっていると必ず出てくるのが「ライセンス問題」と「担当者問題」。
学校と言うところはとにかく人間が多いところです。うちで言えば生徒は1000人近く。先生も100人近く(そこまでいないかな?)。もちろん事務員さんや主事さんもいらっしゃいます。とにかく人がたくさんいます。
さて,PCのソフトウェアというものは当然「買う」ものですが,普通の商品と違い1個いくらではありません。ライセンスというものに従って料金が決まります。このライセンスは商品ごとに違いますし,もっと言えば,同じ商品でも「こちらのライセンスを適用して買う」ということもあります。サーバ製品などは使用者(利用者)の数です。
例えば,単純に1ライセンス3千円というソフトウェアがあったとします。
1000人で使えば300万円です。ボリュームライセンスといって数が多くなればその分値下げするのが普通ですがそれでもユーザーが増えれば料金が上がっていくものです。
公立学校で300万円をポンと出せるはずもなく,そういった製品は使わないという結論になるのが普通です。
さてそんなときどうするかというと,普通は諦めるわけですが,類似の機能をもつ別なソフトウェアを導入する場合もあります。所謂フリーソフトウェアのたぐいのものです。最近は高機能で通常の製品と同等かそれ以上の機能を持つものまで無料で手に入る時代になりました。
無料で手にはいるのならみんなそれを使えばいいのになぜ使わないかと言えば技術的に敷居が高いのです。しかし技術力の高い教員はそれを乗り越えて導入することができる場合があります。
問題はその教員が担当してメンテナンスできる間は良いのですが,公立学校という世界はそのようなわけにいきません。そこで「担当者問題」が出てくるわけです。部活動なども,一時期華々しい成果を出したのに担当者が変わったことにより衰退してしまう例は昔から良く聞きますが,ITの世界はスキルの差が大きく,またプロとアマの境界線がかなり曖昧な部分があり,起こりやすい問題です。
他の教員が引き継げないようなものを残すのがいけない,それは「趣味」だ。ということもできますが,そう切り捨てるのは余りにも酷な話です。
全体の平均化を目指す「公」の部分と,各校の「特色化」を目指す部分とがせめぎ合う現れと捉えることもできます。難しい問題です。
学校と言うところはとにかく人間が多いところです。うちで言えば生徒は1000人近く。先生も100人近く(そこまでいないかな?)。もちろん事務員さんや主事さんもいらっしゃいます。とにかく人がたくさんいます。
さて,PCのソフトウェアというものは当然「買う」ものですが,普通の商品と違い1個いくらではありません。ライセンスというものに従って料金が決まります。このライセンスは商品ごとに違いますし,もっと言えば,同じ商品でも「こちらのライセンスを適用して買う」ということもあります。サーバ製品などは使用者(利用者)の数です。
例えば,単純に1ライセンス3千円というソフトウェアがあったとします。
1000人で使えば300万円です。ボリュームライセンスといって数が多くなればその分値下げするのが普通ですがそれでもユーザーが増えれば料金が上がっていくものです。
公立学校で300万円をポンと出せるはずもなく,そういった製品は使わないという結論になるのが普通です。
さてそんなときどうするかというと,普通は諦めるわけですが,類似の機能をもつ別なソフトウェアを導入する場合もあります。所謂フリーソフトウェアのたぐいのものです。最近は高機能で通常の製品と同等かそれ以上の機能を持つものまで無料で手に入る時代になりました。
無料で手にはいるのならみんなそれを使えばいいのになぜ使わないかと言えば技術的に敷居が高いのです。しかし技術力の高い教員はそれを乗り越えて導入することができる場合があります。
問題はその教員が担当してメンテナンスできる間は良いのですが,公立学校という世界はそのようなわけにいきません。そこで「担当者問題」が出てくるわけです。部活動なども,一時期華々しい成果を出したのに担当者が変わったことにより衰退してしまう例は昔から良く聞きますが,ITの世界はスキルの差が大きく,またプロとアマの境界線がかなり曖昧な部分があり,起こりやすい問題です。
他の教員が引き継げないようなものを残すのがいけない,それは「趣味」だ。ということもできますが,そう切り捨てるのは余りにも酷な話です。
全体の平均化を目指す「公」の部分と,各校の「特色化」を目指す部分とがせめぎ合う現れと捉えることもできます。難しい問題です。