「先生、家でやってきて良いですか?」
「いいよ。作ったデータは何で持ってくる?」
「何が良いですか?」
「うーん、フロッピーかUSBメモリかなぁ。CD-Rで焼ければ、それでもいいけど」
こんなやりとりがありました。昔だったらフロッピーしか無かったのでしょうけど、今は余りにいろいろありすぎます。それでいて「これ!」という決め手に欠けます。最近の PC には FDD が付いていないものもあります(もっとも FDD が無い場合、CD-R は必ず焼けるはずですが)。
フロッピーディスクはまだまだかなり汎用性がありますが、容量が小さいですね。
USBメモリは便利ですが、単価は若干高いですね。セキュリティの問題もありますから、許していない場合もあるでしょう。
CD-R、DVD-R などはメディアの種類もフォーマットの種類も複雑すぎるのと、ライティングソフトとWindows 標準のものとの違い、メディアとドライブの相性などがあり、汎用性には今一歩。
MO は安定性がありますが、今となっては備えている家庭は皆無。
Web Page 作成の授業のとき、写真データは携帯&miniSD でほぼ決まり感がありました。こちらで 11 in 1 などとうたっているカードリーダさえ用意すれば大丈夫だったのですが。
一番良いのは「メールで送る」ことだったりして。
情報記録メディアとして一番永続性に優れているのは「石」だと思いますね。数千年もちますから。