2008年07月31日

インターネットが変える世界

昔っからやっている(というかここ5年以上放置したままの)自分のサイトがあります。HTML直打ちです。

最近「自分の名前で検索をする」ということをひさびさにやってみたら、不思議にもある大学の課題に学生が提出したレポートが引っかかりました。私のサイトを参考にレポートを書いたんだそうです。恥ずかしいからアドレスはここには載せません。

私のサイト閲覧日は2007年1月5日だそうで。

でも元のページを私が書いたのは1996年でそれ以降更新していない内容なんですよね。ちょっとこの大学生大丈夫でしょうかねぇ。しかも個人がごちゃごちゃと書き連ねたものを「参照文献」(参考ではないらしい)とかって書いちゃって。

ただ、自分で読み返してみたら、その時かなり影響受けた本そのものだと思いました。それは岩波新書の「インターネットが変える世界」(古瀬幸広・廣瀬克哉著、絶版)なんです。



懐かしくなってAmazon で買ってしまいました(昔のはもう持ってない)。

イリイチの「コンヴィヴィアリティのための道具」の説明などその後の Wikipedia の流れに繋がる重要な考え方が載っています。今もインターネットやUNIXの根底はここで書かれている「思想」がしっかりと根付いていると思います。そう考えると、僕の文章を引用する是非は別にして、この本のおかげでそこそこ普遍的な内容を含んでいたのかなと。というかまんまですし。

「パーソナルコンピュータ」というものがどういう思想のもとで開発されたのかが分かりますので、ぜひ一読されることをお薦めします。
posted by n_shimizu at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記2
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