XAMPP とは Apache Friends というドイツの非営利プロジェクトが提供するフリーの LAMPおよびWAMP環境一括インストールパッケージ。つまり、
Linux(またはWindows) + Apache + MySQL + Perl + PHP
のことです。ローカルなマシンに本格的なWebサーバ環境を簡単に構築して開発のテストを行えるようにするためのものです。
インストールの仕方は以下のサイトにかなり詳しく書いてあります。
WAMP All-In-One編 XAMPP - Ground-SunLight
XAMPP - 開発環境一括インストール - phpspot
[ThinkIT] 第1回:5分でわかるXAMPPの魅力
XAMPPでApache、MySQL、PHPを一括設定 - [データベース]All About
が、XAMPP本体サイトもそれなりに詳しいです。
http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html#2671
XAMPP はバージョンアップが激しく常に最新バージョンを追いかけるようにしているようです。このブログ記事もすぐに過去のものとなるでしょう。従って、たまに相性で問題のある場合でもそのままリリースしてしまいますし、設定ファイルなども細かいバージョンの違いでそのまま使えなかったりするので、注意が必要です。
Vista なので一番最初の但し書きに従ってインストーラー版ではなく、ZIP圧縮版を自分で展開しました。1.6.7 を入れました。
Lhaplus で解凍、「C:\」直下に移動(c:\xampp になりますね。Vista では Program Files ではうまくいかないようです)。フォルダ内の「setup_xampp.bat」を実行するだけ。
IISを入れている場合、実行前にIISを停止しないと Apache が起動しません。IIS は「Microsoft Visual Web Developer 2005 Express Edition(もちろん2008も)」などをインストールしているといつのまにか動いています。Vistaでは「services.exe」を実行(XPでは「管理ツール」の「サービス」をクリック)して、「World Wide Web Publishing」をダブルクリックして「停止」。ついでにしばらくIISを使う予定はないので、スタートアップの種類も「手動」にしておく。
IIS Web サービスを停止/開始する方法
コントロールパネルは「xampp-control.exe」を実行すれば立ち上がります。

(※実はこの次のバージョンである1.6.8からコントロールパネルが日本語になりました)
Apache 等を次々起動すればOK。ただし、FileZilla (FTPサーバ)は、STARTしようとすると、
FileZilla FTP must be run as a Service
と怒られます。

ちゃんとサービスとして実行しなければならないとか。FileZilla の先頭にチェックを入れなければいけません。
さてブラウザから「http://localhost/」
でアクセスすると無事 Welcome ページが表示されればOK。

試しに 先日いろいろ苦労したOpenPNE をローカルに入れてみようかなぁ。