2009年03月03日

CEC「高等学校 等における情報教育の実態調査」に関わるワークショ ップに参加して

200903ワークショップ霞ヶ関

2/28(日)霞ヶ関にて、タイトルの通りの長い名前の会議に出席。

200903ワークショップ

タイトルも長いけど会議も長い。午前10:00に始まり17:00終了。間の食事タイムは最初50分の予定が、午前の部が押してしまい40分に。午後も間にきっかり10分だけ休憩で後はずっと話し合い。しかもwsメンバー26名と委員7名、その他お偉いさんも含めてたくさんの人がぐるりと輪になって常に全員体制です。なかなかハードでした。

詳しく言うと、

CEC(財団法人 コンピュータ教育開発センター)主催。

WSメンバー26名、委員7名
オブザーバとして教科書会社6名、経済産業省2名、文部科学省1名

WSプログラム構成テーマ「高等学校等の情報教育の充実に向けて」

全国の情報科教員2000件集まったアンケートを元に話し合い。
午前は、自己紹介を兼ねて興味のある内容や力を入れていること。課題など。
午後は学習内容や指導方法ということで、「社会と情報」「情報の科学」を見据えて討議と、教員の自己研鑽、研修方法の取り組みや課題、提案などということで。

参加している方々はみんなどこかで名前を聞いたことがあるようなスーパースペシャルな方々ばかり。ちょっと気が引けました。

当然情報の授業でアプリケーションの習得を目指しています、なんて方は一人もいません。司会の方からは「皆さん方ではなく、一般の情報の先生でもできるようにするにはどうしたらいいでしょうか?」などという投げかけもありました(笑)。
うーん、いろいろ考えましたが、意見を言わないままスルーになってしまいました。コンテンツが一カ所にまとまっていると良いと発言された方もいました。

私としては、丁寧な指導案かなぁとも思いましたが、最近の教科書会社はとても丁寧な指導書なりwebサイトを提供してくれているので、その辺はあるように思います。探す気になれば。

厳しい言い方をすれば、一つは教員のやる気の問題ということになります。

ちゃんと学習指導要領に則ってきちんと「情報」の授業をやろうと考え、アイデア不足を感じたら、例えば今回の委員の一人である佐藤さんのページ(情報科の先生になります)を見るだけでも豊富な材料が揃っているわけです。「情報科」で検索をすれば、トップに来る神奈川の柴田さん(これまたWSメンバーの一人)のページ(情報科.net 〜 新教科「情報」・授業アイデア集 〜)にもあたるわけです(ちなみに現在このブログが8番目ぐらい(笑))。

そして各県でそれぞれ私的・公的に行われている教科研究会があり、教科「情報」の発展を考える会のリンクページから半数以上の県での様子がわかりますから、どんどん参加してネタを仕入れてくることはできるはずです。

幸運なことに、「情報科」という教科の特質として、インターネットととてもなじみが深く、バンバン情報発信されている方がいるのは、このブログのリンクを見ても判るとおり。また新しく「情報科」教員になった方でインターネットは苦手ですという方もいないと思います。

事実、最近情報科を教え始めた方でも、一生懸命に先人達の遺産を学んでメキメキと力を付けているのを間近に見ています。

このWSに参加されている方々は特別な能力があるわけではなく、あるとしたら行動力が抜群にあったし、アンテナをよく張っていたのだと思うのです。そして常にこれでよしと思うことなく、謙虚に学び続けることを現在でも止めないのです。迷ったら原点に戻り、基礎・基本から再構築する勇気も持ち合わせていると思います。なぜなら情報科は常に進化し続ける宿命を背負っていて、そういう意味では誰でも常にスタートにいるからです。そのうち別記事にしますが、私も最近「情報科教育法」のテキストを買い直して勉強しているのです。独りよがりにならないためにもそう言ったことが必要なのだと思うのです。

とはいえ、こういった会合で「スタンダードとは何か」や「教員研修を充実させるにはどうしたらいいか」を話し合うことは大切だと思います。26人26様になっていて面白いと思う反面、それでいいのかとも思ってしまうのが悩ましいところです。ただ、今のところほとんどが「情報」の授業を受けたことのない人間が教えているのですから、学習指導要領を熟読しながら、またさまざまなところにアンテナを張りながら、授業を構築していくしかないですよね。そして恐れずに自分の授業を公開して、他人の批判を頂きながら、謙虚に進んでいくしかないと思います。

できれば、もっともっと多くの情報科の先生がブログを立ち上げて、情報発信してもらいたいと思います。

情報科教員全員がパイオニアなのですから。

「高等学校等における情報教育の実態調査」に係わるワークショップ(情報科blog)
「高等学校等の情報教育の実態調査」に関するワークショップ(総合学科「情報」日誌)
posted by n_shimizu at 03:06| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記2
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「高等学校等における情報教育の実態調査」に係わるワークショップ
Excerpt:  霞ヶ関ビルに行ってきました。東京ドームができるまでは、ビールの年間消費量などの大きな容積の単位に使われていた、あの霞ヶ関ビルです。
Weblog: 情報科blog
Tracked: 2009-03-03 07:45

「高等学校等の情報教育の実態調査」に関するワークショップ
Excerpt: 霞ヶ関ビルにて標記のワークショップに参加 財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC)が実施している「平成20年度情報大航海プロジェクト事業」の一環。   会場は霞ヶ関ビル33階。眼下に国会議事堂、..
Weblog: 総合学科「情報」日誌
Tracked: 2009-03-03 22:21