「情報と社会」シリーズの続きに行く前に、問題解決とプロジェクトについてしっかり講義をしました。
以下はスライドの中身とあるクラスの授業記録です。
○問題解決のステップ(13:17)
・ 問題把握
o 問題の発見
o 問題の分析
・ 解決行動
o 解決策の提案(Plan)
o 解決行動(Do)
o 評価・検証(See)
○「問題」とは何か(13:21)
・ 目標または期待と、現実との間に差があること
・ 例えば・・・
o 単語を覚える(目標) ←→まだ覚えててない(現実)
o 十分な睡眠時間(期待)←→睡眠不足(現実)
o 新しい服が欲しい(期待)←→お金がない(現実)
○問題把握(13:24)
・ 問題の発見、あるいは問題発生
o 隠れていた問題が表面化した場合
o 新たに問題が発生した(与えられた)場合
・ 問題の分析(問題の明確化)
o 現状の把握と目標の明確化
o 要素を分解し検討する
+ (例)「問題は睡眠不足」で終わらせるのではなく、さらに何で睡眠不足なのか、ゲームをやっていたのか勉強をやっていたのか、など明確にしていく。
o 手段と目的を取り違えない
+ (例)「大学進学」は手段であり目的ではない。
○解決行動(13:28)
・ 解決策の作成(Plan)
o 複数の解決策を作成し、優劣を比較して選択
o 可能ならシミュレーションしてみる
+ 「単語を10回書きながら覚えたらどうか。2回ならどうか」
・ 解決策の実行(Do)
o 条件が変化しない限りプラン通り実行する
o 条件が変化した場合には計画を見直す
○解決行動2(13:31〜13:34までで一応問題解決)
・ 解決策と結果の評価(See)
o 計画通り実行できたか
o 新たな問題の発生はないか
+ 朝遅刻をする時の4コマ漫画の話
○Ozawa-ken Time(13:34〜13:39)
○プロジェクトとは何か(13:39)
・ ある期間内に、何らかの目的達成のために、計画を立てて実行されるもの。
・ プロジェクトの進め方
o 目標の設定
o 計画
o 実施と調整
o 評価・完了
+ (問題解決の一つの形)
○目標の設定(13:45)
・ プロジェクトの目的やゴールを定める
・ 具体的な成果物を明らかにする
・ 期間を設定する
・ 必要に応じて予算などの条件も明確にする
○計画(13:46)
・ 作業項目(タスク)のリストアップ
・ タスクの関係を明確化
o クリティカルパス
+ (アローダイアグラム例)
o ガントチャート
+ (ガントチャート例)
・ 役割分担
・ スケジュール調整
o 見積もりとバッファ
○実施と調整(13:54)
・ 計画とのズレ
o マイルストーン
o 稲妻線
・ 突発事項への対処
o バッファ
○評価・完了(13:57)
・ 成果物のとりまとめ
・ 成果の評価
・ 報告書の作成
・ 次のプロジェクトへ
2009年01月18日
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