2006年05月02日

Sambaサーバ起動!

本日ようやく、「仮」サーバの起動に成功しました。

1〜3時間目が相棒の授業。
4,5時間目が自分の授業。

相棒の授業を手伝いながら朝からサーバの設定をやっていたところ、10時頃に成功しました。

本番用の Windowsサーバではなく、仮の Linux + Samba によるファイル共有ということでしたが、私が昔 Samba をいじったのはバージョンが 1.XX の時代でした。現在は 3.XX になっていて、複雑さは当時の比ではありません。使う機能はそんなことはないのですが、セキュリティの考え方や当時と同じコマンドが使えるのか、とか、ユーザー認証の方式(今回はこれで引っかかりました)などで悩みました。

やったことは色々ありすぎて整理が付いていないのですがだいたいこんな感じです。

1.Miracle Linux(評価版)のインストール(今回十分評価できました)
2.「スタート」「コマンドを実行」「smbdcsetup」を起動してドメインコントローラセットアップユーティリティを起動(←これが間違いでした)
3.種種の設定ののちSamba起動
4.ゲストユーザによる全体共有を作るため、ターミナルから

mkdir -p /var/samba/public

として「public」ディレクトリを作成し、

chmod 777 /var/samba/public

でだれでも「読み書き実行可能」にする。

5.エディタから、

/etc/xinetd.d/swat

を開いて

service swat
{
port = 901
socket_type = stream
wait = no
only_from = localhost 127.0.0.1
user = root
server = /usr/sbin/swat
log_on_failure += USERID

disable = no
}

のようにする(元々は disable = yes になっていた)。

6.次のように入力してxinetdを再起動する

#/etc/init.d/xinetd restart

(ここで終了が「failed」になっていることにしばらく気がつきませんでした。つまり Miracle Linux のデフォルトでは xinetd は起動していない)

7.SWAT を起動させる

ブラウザで「http://127.0.0.1:901/」と入力すると起動します。

8.種種の設定

「Global」のセキュリティオプションの「security」を「share」にしてワークグループ共有にする
「Share」の共有設定で共有選択に「JOHO」を加えて新規共有作成し、パスを「/var/samba/share」、guest ok に Yes、read only に no を選び「変更を反映」させる。

たぶんここで最初の共有成功。しかし、一度サーバをシャットダウンしたのちもう一度起動するとまた smbd の起動に失敗する。ログを見ると LDAP 関係で失敗している。もしやとおもい「サービス」から「LDAP」を見ると停止している……。Miracle Linux 付属の「smbdcsetup」を使うとユーザ認証に「LDAP」を使うようになるにもかかわらず、Miracle Linux 自体は起動時に LDAP を起動させていなかった。初めて「smbdcsetup」で設定したときは同時に起動するが、まさか手動起動とは……。LDAP を起動すると無事に smbd も起動するようになりました。



さて、どのようになったかということですが、

「マイネットワーク」「近くのコンピュータ」を選ぶと同じワークグループのコンピュータが見えます。このように生徒機がずらっと並んだ後に「Testsvr」と名付けた Samba サーバがちょこんと見えます。
Testsvrが見える


ダブルクリックすると共有しているフォルダなどのリソースが見えます。「/var/samba/share」は共有名「JOHO」として見えます。
JOHOフォルダ


保存した生徒のファイルです。生徒名は消してあります。同じ場所に保存すると時計が狂っているマシンが分かります。ドメインを組んでしまえば、ログイン時にドメインコントローラと時計の同期を取るのでこの辺は解決するのですが。
各生徒ファイル

Celeron 700MHz,メモリ320MB のサーバですから、若干反応は鈍いですが、問題はありません。

今日の授業では、まずワードを起動し、いきなり「名前を付けて保存」でこのサーバに保存させ、そのまま作業を行って最後に「上書き保存」をする方法を採ってみました。つまりその間40人がファイルを開きっぱなしにしている筈ですが、普通に行えました。これがサーバでない Windows 2000(XP) Professional では10クライアントで制限されてしまいますので、できません。

ついでに今までのファイルもすべてサーバにアップロードして一括で保存しました。

なんとか少しずつ体裁が整ってきた感じです。

イメージとしては体育の先生が「予算で土だけは買ったからグラウンドの整備などは自前でやって」と言われて、空いた時間(こじ開けた時間?)に少しずつ整地をして、平らになったところだけでできるスポーツを選びながら授業をやっているという気分です。でも1年と3年と全く異なる環境ですが、同じレベルのことをやれている自負はあります。

環境整備の旅は道半ばです。
posted by n_shimizu at 17:30| Comment(0) | TrackBack(1) | samba
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